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-「たすき」をつなぐ-

ホームページをご覧いただきありがとうございます。
縁あって 山梨 勝沼・塩山の地で、ぶどう栽培に携わっています。
2020年6月に勝沼にブティックワイナリー竣工、8月製造免許を取得し自社醸造を開始しました。それ以前は、収穫したぶどうを少量ですが委託醸造し、ワインにしていました。
自社圃場では化学農薬や殺虫剤を使用せず、野生酵母で醸造し、「やさしい」ワインづくりを目指しています。
農業全体に言えることかもしれませんが、ぶどう農家の平均年齢も70歳と言われており、耕作継続が難しい畑も毎年でています。ほんの少しではありますが、それらを借り受け、ぶどう畑や風景の維持とワイン文化の裾野拡大に少しでもでも貢献できたらと思っています。
この先20年を見据えると、あと20回しかぶどうは作れません。
毎年気候も木の成熟も違い同じものは二度とできないと思いますが、
それだけに一年一年を大切にしていきたいと思います。
そしてその実りで、「やさしいワインづくり」
を目指しています。
日々勉強ですが、一歩一歩進んでいきたいと思います。
2016年は、少量ですが、甲州とメルローの2種類を2017年春に委託醸造でリリースしました。
2017年は、幸い栽培する畑が増え、甲州、メルロー、ピノ・ノワール、カベルネソービニヨン、マスカットベーリーAを栽培・収穫しました。
2018年は、塩山の神金の桃畑(標高700)を借り受け、欧州系白を植えました。
2020年は、山の隣の畑の方から「やってくんない?」と言われデラウエアを引き継ぎました。
-現在の畑は、だいたい90アール-
これらは、全て縁であり、先人から引き継いだ大事な畑です。先人の想いや苦労を心に刻んで、最高の葡萄とワインづくりを目指します。
そして、またいつの日か次の人に無事「たすき」を渡す日まで精進していきたいと思います。
なお、このようなチャンスにめぐり逢えましたのも、東夢の高野会長はじめ関係の皆さま、風間様ほか勝沼・塩山で出会った皆さま、今まで出会ったすべての皆さまのおかげであり、深く感謝しております。
株式会社ヴィンヤード・キクシマ  菊島邦夫