Vineyards

現在、直接栽培管理を行っている圃場は、勝沼の鳥居平地区および富士塚地区にあります。
どちらも、先人から引き継いだ畑であり、大事に管理・育成をしていきたいと思っています。

勝沼 鳥居平地区

メルロー、ピノ・ノワール、カベルネソービニヨンを垣根(一部棚)で栽培しています。
山つきで傾斜もきついため、機械を中々入れることができないため、作業がかなりハードです。
また、動物も出没します。(食べられちゃいました。)
ですが、そこから見える、甲府盆地と南アルプスの山々は、大変素晴らしく、ほんの一瞬ですが疲れを忘れることができます。
鳥居平は、毎年10月の第一土曜日に開催される「勝沼ぶどう祭り」の夜に鳥居焼きが行われる 山の斜面に位置し、急傾斜ゆえ大変水はけがよく、醸造用の凝縮感のあるぶどうが収穫できるところです。(苗もなかなか根付かず苦労もありますが。)
また、少し離れたところに甲州を棚で栽培しています。こちらも平地より一回り小さい粒の甲州が収穫でき、通常収穫時期でも糖度が20度近くあるものが2017年は収穫できました。

勝沼 富士塚地区

こちらは、日川沿いに位置する圃場です。マスカットベーリーAを棚で栽培しています。 作業性も考慮し、昨冬に長梢剪定から短梢剪定で草生栽培に変更しました。 草刈りは乗用モアが入ることができるため、山で疲れた時は、モアに乗って草刈りをしています。 こちらも、糖度が高いぶどうが収穫でき、2017年は糖度が22度以上ありました。